仁川からオーストラリアへ!

今来た,この道,帰りゃんせ!

 最初の乗り継ぎを済ませ,飛行機はオーストラリアへ向けて離陸しました!ところで前席の背に付いている画面には,地図の上を飛行機が飛んでいます。どこを飛んでいるのでしょう・・・?

 何と!福岡へ戻っています。更には我が家のある熊本をかすめ,鹿児島を通過して行きます。ここで,ふと動揺の一節が浮かびました。♬あの町この町日が暮れるー日が暮れるー今来たこの道帰りゃんせー♬。当たり前だとわかりつつも,何だか損をした気分です。貧乏性な自分を格安チケットなのでと…己を慰めました。

 そんな私をしり目に,飛行機は海上をひたすら南下して,一路オーストラリアを目指します。

約12時間の縦移動です。

 結論から言えば,体調としては長旅ではありましたがダメージはありませんでした。その要素としては,アシアナ航空の飛行機の座席はエコノミでしたが,窮屈感は少なかったです。また,妻の横の席が空席だったことも幸いしたと思います。加えて,機内食が美味しかったことやアルコールが充実していたことなども助けになりました。何より,縦移動なので時差も僅かでストレス軽減効果があったようです。

 さて,また乗り継ぎの危機がやってきました!

どうなるのか?2回目の乗り継ぎは?

 transitの案内を頼りにひたすら進みます。保安検査場に到着しました。ごっつい男性スタッフが待ち構えています。前の人のする事を真似つつ進むと,片言の日本語で「日本人か」と尋ねられ,嬉しくて「イエス」と英語で答えました。なんか変?!

 フレンドリーなスタッフは,私に手まねで,どんどん行けとばかりに急かせます。でも後ろを振り返ると,妻はカプセルに入れられて,ホールドアップをさせられていました。「マイワイフ」とアピールしますが,フレンドリーなスタッフはニコニコするだけで取り合ってくれません。少し時間を取られましたが,妻も無事に通過できました。

乗り継ぎカウンターにスタッフがいない!

 保安検査場を出ると乗り継ぎカウンターがありました。でも,私が利用する航空会社のスタッフは誰一人いません。隣のスタッフに世界共通語で尋ねると壁の時計を指さして「テン」と言います。どうやら私たちの到着時間が早すぎたようです。

 十分に時間があるので,洗顔と歯磨きを済ませ,妻と空港内を散策することにしました。加えて妻は日課スクワットもしました。100回もするんですよ!

 歩き回っている最中に,次の飛行機の時間と出発ゲートを探し当てました。嬉しくなって,乗り継ぎカウンターのことを忘れて,出発ゲート近くで待つことにしました。

オーストラリアで日本語で名前を呼び出され・・・ビックリ!

続きは後日お知らせしますね。

よねさんより