川の向こうはアルゼンチン!国境近くの別荘にて


先ずは別荘からの夕焼けの景色をご覧いただきましょう!

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パラグアイ初日の宿…別荘の夕焼け

    別荘到着後に別荘を管理しているご夫婦の招待で夕食をいただきました。約40時間近くの長旅で、いささか疲れていて、食事よりも早く眠りたい心境だったように記憶しています。

    こちらの別荘のご夫婦は、日本とパラグアイを何度も行き来しておられるので、旅人の気持ちがよくわかっておられます。ほどほどの時間の交友時間で切り上げ休ませてくださいました。

    ここの別荘の敷地にはは3棟の建物があり、私たちはメインの建物をお借りすることになりました!感動ものです!私たちの時差ぼけの解消になればと3日間は、なんの干渉も無しに泊めていただくことになりました!

    全てが完備されていますので、ゆっくり過ごす事が出来ます。娘夫婦の友達夫妻に感謝、感謝です!

朝起きてみたら、こんな素敵な所でした

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部屋からアルゼンチンを望む

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プール付きですぞ!

    前日は夕暮れ時に到着したことや、長旅の疲れでヘロヘロだった事もあり、気付きませんでしたが、一夜明けてみると…驚きのロケーションです‼️ここであと2日、旅の疲れを癒せるとは、有り難い限りです!
    ダラ〜としてボ〜として、残り2日を過ごそうと思います。これからおよそ3ヶ月の滞在ですから、慌てずに時差ボケを解消しようと思います。恐らくこれ以後は、南米なので快適な環境は望めない気がします。勿論、日本でも経験した事がありませんので、しっかり満喫したいと思います。

    余談ですが、昨日の夕刻、食事前に妻は日課のスクワット100回を、夕日を見ながら余裕で行なっておりました!さすがに今日はないだろうと思っておりましたが…どこからそのパワーはくるのでしょうか?感心します。

   

パラグアイ初日

パラグアイの空港で!

        その荷物を手荷物と一緒に四苦八苦して歩こうとしたところに、制服を着た男性が親切にカートに乗せてくれようとした    その時!   娘の親友の旦那が現れて、カートから荷物を降ろし、その男性に向こうへ行けとばかりに追い払いました。

        私たちが、訳が分からずにいると、その旦那が言うには「あれは親切ではなく後で代金を請求するので、以後は注意してくださいl」とのことでした。たくましい国に到着しました!

国道?酷道

       舗装はされていますが、凸凹していますし、砂埃は半端ではありません!道幅は空港の近くということもあり広いのですが 、どうもセンターラインが見当たりません。運転マナーは悪く、車線がないので2車線?3車線?と隙間があれば何車線にでもなります。おまけにスピードも出し放題の感じです。追い越しは右から左からとやり放題!割り込みも無理やりです!バイク🏍は車の間を縦横無尽に抜けていきます。しかもノーヘルでスリッパ足は裸足です🦶ゾーッとします。

脇道に1つ入ると…脳震盪もの

       日本で言うと国道と主要な県道がアスファルト舗装で、市道が石畳、町道以下は赤土の道です。石畳の道は、人夫がその場で石を割り、敷き詰めて作るそうです。なので、上手下手が出ます。うねっていたり凸凹だったり、石の割り方によっては角が鋭いものがります。バーストすることも多々あるとか。

       石畳の道は最悪です。全身が上下左右に揺さぶられます。丁度、土木作業で基礎部分にグリ石という石を置きますが、その石を敷き詰めたような道を、結構なスピードで結構な距離走るので、頭が小刻みに上下左右に揺さぶられるので、脳震盪ものです!

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石畳

 おまけに赤土の道を1枚

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雨上がりの赤土の道

     赤土の道はぬかるんでとても歩けたものではありません!

ところで私たちはどこへ行くのでしょう?

        何でも娘夫婦の親友夫婦の親友夫婦が管理しているドイツ人の別荘に行くそうです!家主の許可を得ているとのことで、時差ボケが解消するならと3泊させていただけるそうです!わくわくドキドキです💓!空港から移動中に日が暮れ始めました。

アンデス山脈を超えますぞ‼️

今まで隣にいた妻が後ろの席に!?

       パラグアイアスンシオンに向けて最後のフライトは、妻と横並びでは無く前後の席になりました。2時間半ほどのフライトなので辛抱、辛抱。とは言っても私の隣の席の男性は大柄なので、とても窮屈な感じです。飛行機自体も窮屈なので、とてもトイレに行ける雰囲気ではありません。尿意をもよおさないように祈るばかりです。

 雪をいただいたアンデス山脈をまた超えます!

       チリからアスンシオンに向けて飛び立って程なくすると、アンデス超えが始まります。まだ頂上付近は雪が残っていてしかもそれがズーッと連なっています。見事です!何となく機内が寒く感じます?気のせいでしょうか?9月初旬ですから南米は初夏と言った頃でしょうが…。 山また山を越えて、いよいよアスンシオンが近づきました。

税関への申告書!スペイン語?英語?どうしよう!

       これまでの乗り継ぎの際は、税関への申告書は必要ありませんでした。しかし、機内では着陸後に、出国する人に対しては配られていました。その際には、乗り継ぎなのでとホッとしておりましたが、いよいよ最終目的地なのでこの書類を貰わなければなりません。

       貰ったらどうしよう?隣の人に聞こうにもスペイン語は話せないし…エーイ税関でひと踊りするか!の気構えで覚悟を決めました。するとどうでしょう?シートベルトのサインが出ても申告書の配布はありません。飛行機の高度はどんどん下がります。とうとう着陸してしまいました! どうやら申告書の配布は無いようです 。えっ!何で?と思いつつも、良かったーです!

 

いよいよ最終関門の税関突破です!

       日本の1.1倍の国土で680万人の人口と小さな国なので、税関のゲートも2カ所しかありません。係官の入っているボックスの前を通過しなければなりません。向こうには自動小銃を抱えた警察官が見えます。とてもインパクトがあります!とても強行突破は無理のようです(笑)

       覚悟を決めて係官の前に進みます。そして、目が合ったその瞬間にスペイン語圏なのに英語で「ジャパニーズ・オンリー」と、堂々と伝えました!係官は肩をすぼめ眉間にしわを寄せて、あからさまに弱ったなーという雰囲気です。そして、何度かスペイン語で質問を試みたようですが、その度に「ノーイングリッシュ」と「ジャパニーズ・オンリー」を繰り返します。

 

税関突破のキーワードはスペイン語と英語の造語

      係官は困り果てた様子で、「ホテル?」と聞いてきました。私は多分、滞在中に使用するホテルの名前を聞いているのだろうと推察しました。ところが、滞在先は娘夫婦の友人の家です。なんて言えばいいのだろう?困ったな〜です。そこで、出発前にかじったスペイン語を思い出したので、とっさに「アミーゴ・ハウス」という言葉が飛び出しました。

        係官は仕方ないな〜と言わんばかりの顔で、パスポートにスタンプをポーンと押してくれ、手で合図を送り行け!との事で助かりました!

荷物は届いているかなー?

       さて、福岡を出発して38時間以上が経ちました。ヘロヘロ気味で荷物の受け取りに向かいます。福岡を出発して、韓国、オーストラリア、チリ、パラグアイと乗り継いで来ましたし、航空会社も3社、4機に乗りましたので、荷物が本当に到着しているかどうか不安です?

       幸いなことに、スーツケースは4個とも無傷で到着です!南米では荷物が無くなるケースが多々ありと聞いていたので、荷物との感動の対面でした!

       

 

 

      

オーストラリアの空港で名前を呼ばれる!何で?

乗り継ぎカウンターをスルーしたから?

       乗り継ぎカウンターが開く前に到着し、時間待ちをしている間に搭乗ゲートを見つけてしまい、ここに居れば何とかなるといい気になっていたところ、大声で呼び出すタドタドしい日本語が聞こえてきました。

        耳を澄ませて聞いてみると、何と!私たち夫婦の名前です!ビックリ仰天です‼️日本でも経験のない事です。それをオーストラリアの空港で経験するとは?そんなに有名かな?って思いはしませんが、何で?と思いつつ、男性職員のところへ行くと、恐らくですが?乗り継ぎカウンターをスルーしただろう!とのお叱りの様子。何を伝えようにも話せないので、ただただニコニコしてeチケットを見せました。

        場所は違ってしまいましたが、事務処理をして貰い無事に搭乗できることになりました。言葉は話せなくても、ボディーランゲージと表情、アイコンタクトを駆使すれば、 道はイヤ空は拓けます!さて、福岡から大韓航空で韓国へ、韓国からアシアナ航空でオーストラリアに、今度はチリのラタム航空のジャンボ機でチリへ向かいます!この航空会社の客室アテンダントは1人だけが女性で残りは全て男性です。ここまでのフライトでは、客室アテンダントは男性1人くらいで、他は全て女性だったので驚きとともに、とても新鮮でした。しかし、ガタイがデカイし、スキンヘッドの方もいて迫力がありました。

南米の航空会社はどんな感じかな?

        では、チリへと飛び立ちましょう!飛び立って程なくしてメニューをいただきました。このフライトでは特別な出来事はありませんでしたが、縦の移動12時間に比べて横への12時間の移動はとても辛く感じました。

        ところが、私たちの座席の窓側の紳士はすごい人でした。約12時間の飛行中、一度も座席を立ちませんでした。そうです!トイレに行かなかったのです!そればかりか、食事以外の時は、終始、勉強中のご様子で、一見すると教授のような感じでした。私たちは仮眠に努めたのですが、その紳士は一睡もしていない様子でした。年齢は70代であろう雰囲気でした。凄い!の一言です!

        辛い、辛い12時間も終わりに近づいた頃に、かの雪をいただいたアンデス山脈が現れました。絶景に出迎えられてようやくチリに到着です!さて、いよいよあと一回の乗り継ぎで目的地のパラグアイです!嬉しーいです。

これで飛ぶのですか?

        チリではラタムからラタムへの乗り継ぎです。ジェット機ではありますが、なな何と100人乗りほどの小さな小さな飛行機です!つい今しがたまではジャンボ機だったのですが、この飛行機ですか?心細い限りです。当然とは言え、通路は真ん中に一本です。座席の作りもシンプルで脚のパイプが丸見えです。それなのに乗ってくる人は男性も女性も大柄です。大丈夫かなーと思うのは私だけだと思うのですが…。

仁川からオーストラリアへ!

今来た,この道,帰りゃんせ!

 最初の乗り継ぎを済ませ,飛行機はオーストラリアへ向けて離陸しました!ところで前席の背に付いている画面には,地図の上を飛行機が飛んでいます。どこを飛んでいるのでしょう・・・?

 何と!福岡へ戻っています。更には我が家のある熊本をかすめ,鹿児島を通過して行きます。ここで,ふと動揺の一節が浮かびました。♬あの町この町日が暮れるー日が暮れるー今来たこの道帰りゃんせー♬。当たり前だとわかりつつも,何だか損をした気分です。貧乏性な自分を格安チケットなのでと…己を慰めました。

 そんな私をしり目に,飛行機は海上をひたすら南下して,一路オーストラリアを目指します。

約12時間の縦移動です。

 結論から言えば,体調としては長旅ではありましたがダメージはありませんでした。その要素としては,アシアナ航空の飛行機の座席はエコノミでしたが,窮屈感は少なかったです。また,妻の横の席が空席だったことも幸いしたと思います。加えて,機内食が美味しかったことやアルコールが充実していたことなども助けになりました。何より,縦移動なので時差も僅かでストレス軽減効果があったようです。

 さて,また乗り継ぎの危機がやってきました!

どうなるのか?2回目の乗り継ぎは?

 transitの案内を頼りにひたすら進みます。保安検査場に到着しました。ごっつい男性スタッフが待ち構えています。前の人のする事を真似つつ進むと,片言の日本語で「日本人か」と尋ねられ,嬉しくて「イエス」と英語で答えました。なんか変?!

 フレンドリーなスタッフは,私に手まねで,どんどん行けとばかりに急かせます。でも後ろを振り返ると,妻はカプセルに入れられて,ホールドアップをさせられていました。「マイワイフ」とアピールしますが,フレンドリーなスタッフはニコニコするだけで取り合ってくれません。少し時間を取られましたが,妻も無事に通過できました。

乗り継ぎカウンターにスタッフがいない!

 保安検査場を出ると乗り継ぎカウンターがありました。でも,私が利用する航空会社のスタッフは誰一人いません。隣のスタッフに世界共通語で尋ねると壁の時計を指さして「テン」と言います。どうやら私たちの到着時間が早すぎたようです。

 十分に時間があるので,洗顔と歯磨きを済ませ,妻と空港内を散策することにしました。加えて妻は日課スクワットもしました。100回もするんですよ!

 歩き回っている最中に,次の飛行機の時間と出発ゲートを探し当てました。嬉しくなって,乗り継ぎカウンターのことを忘れて,出発ゲート近くで待つことにしました。

オーストラリアで日本語で名前を呼び出され・・・ビックリ!

続きは後日お知らせしますね。

よねさんより